戦略的リスクマネジメントとは、一言で言えば
『どのような不測の事態が起きても顧客への商品や
サービス提供を停止せず、以降も企業を存続させるための
事前対策と実施』のことです。
リスクの管理 Managing risk
リスクの処理手法は保険だけではありません。
事故が起きた際に保険金が支払われるようにするため、高額な保険料を払って補償を広げる前に、リスクの制御やリスクの移転が可能です。本来的にはそもそも事故が発生しないように事前対策することが一番重要なのです。
保険コンサルティング Insurance consulting
その上で初めて、カバーできないリスクに対し「保険」を設計します。
しかし当然のごとく、企業のリスクはその業種・業態・規模・成長ステージ・経営戦略などよって千差万別。
それらのリスクをカバーする保険も完全にオリジナルであるべきです。
しかし、国内約20万店の保険代理店が提案するのは保険会社が作ったパッケージ保険のみ。
保険代理店はその名の通り保険会社の代理人であり、
企業の損失に対し責任を負う必要もありません。
結果フタを開けてみると、
保険の補償範囲ではない=保険金が支払われないということが
往々にして起こってしまうのです。
金融庁に登録した保険仲立人である当社は、企業の代理人としてオリジナルの保険を設計できる唯一の存在です。そのコンサルティング成果は、企業のリスクを完全に近いレベルでヘッジできるだけでなく、平均して30%以上という保険料削減も実現しています。
事業継続計画 Business Continuity Plan
しかしどれほど完璧を期しても、常に不測の事態は発生します。 そのような状況において最優先すべきことはなんでしょうか? 言わずもがな、顧客への商品やサービス提供です。 顧客を失ってしまっては、仮に事故を収拾できたとしても企業の存続が危うくなってしまうからです。 つまり、どのような状況に陥っても顧客への商品やサービス提供を一瞬たりとも停止させない計画が必要です。
継続的な事故対応・危機管理対応 Ongoing accident response and crisis management
そして万が一事故が起こった際には、初期対応の支援やリスクの移転先からの求償をはじめ、企業に代わって無償で示談交渉まで行います。 例えば皆さんご存知の某大手乳製品メーカーの集団食中毒事件において、発覚後の対応つまり謝罪会見や関係者との交渉が致命的なものとなり倒産したと言われています。 このような事態に陥らないよう事前の対応計画を立て、万一の際にはパートナーとして交渉・指導・代行することも我々業務です。